ダイヤモンドの検品をしていますと、本当にそれぞれ個性があるなと感じます。
どういう個性かといいますと、まず輝き方です。
GIAや中央宝研で鑑定がされているダイヤで品質が近いものでも、全く同じように輝く訳ではなかったりします。
特にダイヤモンドはどれだけ素材が良くても、カット技術によって輝き方に差が出ます。
キトリノはエタニティリングのご注文が多いので、ダイヤモンドの輝き方が揃うように、特に気をつけてダイヤモンドを選定しています。
エタニティリングはダイヤが横一列に並びますので、
“あれ、このダイヤだけなんか輝き方が違う”
そんな違和感がないように、出来るだけ輝き方の似たダイヤを集めて使用しています。

そして輝き方以外にも、透明度の点で個性を感じます。
クラリティ(内包物)が多いとか、そういう話ではなく、ダイヤモンド自体に透明度の高さ、低さがあると感じています。
白っぽいダイヤもあれば、スカッと突き抜けるような透明感を感じるダイヤも有ります。
この辺りは鑑定書にも記載されず、本当にその石、その石の個性なのだと感じます。
比較するからこそ分かるような、単体だったら”白っぽい”なんて分からないような
そんな分かりにくい差だったりします。
やっぱり透明度が高いダイヤはとても美しく感じられます。
水で例えると湧き出たばかりの湧き水のようなクリアさとでも言いましょうか…
程よくキリッとした表情で、奥深くまでクリアさを感じるような、そんな透明度を持つダイヤが理想です。
現在横浜で開催されているマリー・アントワネット展で、すごい透明度のダイヤモンドのネックレスを見ることができました。

「サザーランド・ダイヤモンド」と名のついたそのダイヤモンドネックレスは、
とりわけ美しいダイヤモンドを産出したことで知られるインドのゴルコンダ産とされています。
これは本当に美しいダイヤモンドでした!!!
透明度がとにかく素晴らしいのです。
こんな大きさで、こんなクリアなダイヤモンド、なかなかお目にかかれません。
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ダイヤモンドのサイズが大きくなればなるほど透明度も分かりやすくなりますので、
しっかりと選定し、お品物に仕上げています。
ダイヤモンドのお品物のご注文をいただけるお客様には、
そういったダイヤモンドの個性の違いを実際のダイヤモンドでご確認頂くこともあります。
比べますと、プロでなくても分かるくらい差があります。
鑑定書だけでは分からない個性の部分を見抜き、美しいダイヤモンドをご用意する
というのはジュエラーの大事な仕事だと考えています。